はじめに
筆者のPC内部ファイルを大整理してると、2年前…。
「2018年度の基本情報処理技術者試験」に向け、過去問を解いた感想が書かれたメモファイルが見つかったので、折角だし公開しちゃおうかなと。
「過去問を解いていた中で感じた所感のメモ書き」なので、過去問の解説とかを書いてるわけではありません。
総じてあまりタメになるような事は書いてないかも…。
ご留意をば。
それではいきましょう。
試験形態
- 午前と午後の問題に分かれる
- どちらも2時間半(180分)
- H21年度以降より問題形式が変わったらしい
- 過去問解く際はH21年度以降のものに取り組もう
H30春〜H28春の4回分をやった手応え
午前試験について
- 全80問、1問1.25点
- 1問2分でやると20分のあまり時間ができる感覚
- 過去問から問題が出ることが非常に多い
- 解説サイトには5〜6割とあったが、個人的な体感は6〜7割
- 問題として出てくる分野にも偏りがある(システム監査人とかは毎年出ていた)
自分なりの解き方/試験の臨み方/勉強方法
※H30春〜H28春の4回分の過去問をやった手応えから感じた分のみ記載
解き方/試験の臨み方-午前問題
- 大抵時間が余ることが多いので、慎重に丁寧に1問1問取り組もう
- 残り時間の猶予は気にしなくておそらくOK(過去問やってる時も解説見ながらで2時間〜2時間半程度で終わってたし)
- あまり時間がかかり過ぎれば飛ばして〜ぐらいで
- 計算問題/頭使う問題は3分くらい時間かけてもいいかもしれない
- 時間配分は下記のような感じで
- 見直し=20〜30分
- マークシート記入見直し=10〜15分
- 見直しを慎っ重に行おう
- 過去問を解いていく中で計算ミスなどのケアレスミスが非常に多かった…
- 見直しがしやすいよう、メモは丁寧にわかりやすいのを残しておこう
- 用語がわからなくてもその用語の言葉の意味等を考えればわかる場合がある
- 最後まで諦めないこと!大丈夫!
- マークシート記入ミスには注意しよう
- 特に午前問題は回答数が多いので、マークシート記入を見直す時間を10分〜15分くらいは取っておこう
解き方/試験の臨み方-午後問題
- 頭を非常に使う問題、なるべく頭を使えるようにお昼しっかり休憩しよう
- ご飯をすぐに食べてゆっくりしておくのがいいかも?外を散歩とかもしてみてもいいかも
- 諦めることなく丁寧に1問1問考えよう
- 問題の説明文が長いことが多いが、この説明文さえ理解すれば後は簡単
- 説明文をしっかり読もう
- 後からの見直しに備え、図示やメモを欠かさないように
- 問題の説明文が長い問題については、その説明文の理解ができれば問題文自体は大した分量じゃないことが多い
- 念のため開始直後に問題文の分量を確認することも大事かも
- 午後問題は時間勝負、特に大問8と9のプログラミング問題には注意して臨もう
- 時間配分は下記のような感じで
- 大問1〜大問7: 10分〜15分
- 大問8/大問9: 20分〜25分
- 見直し: 25分
- プログラミングの選択問題については、基本大問9のC言語を選ぶようにしよう
- 選択問題については、大問の概要欄や問題自体を見て解けそうな問題を選ぼう
- わからない用語を求める問題/緻密な計算が求められそうな問題はパス
- DBとソフトウェア設計問題は安パイ
- 過去問で試してみたが、自分の「これいけそう」という感覚にハズレはないっぽい。自分の勘を信じよう
勉強方法
午前問題
- 知識を問われる問題が多い
- 短期的な学習でも十分に効果が見込める、1.5〜2週間程度勉強できれば十分かも
- 過去問の復習を徹底的に行おう
- 過去問と同じ内容が出るパターンが非常に多い
- 選択肢になっている問題が別の年で聞かれることは稀だが、変わらず選択肢として出る場合はある
- 消去法で選べるようにするため、選択肢になっている用語も余裕があれば抑えておこう
- 当日ギリギリまで知識を詰め込もう、詰め込んだだけ力になる
午後問題
- 頭を使う、地頭の良さが問われそう
- 正直短期的な学習で効果が出るとは思えない
- 過去問で最初から既に60点くらい取れるのであれば、問題形式に慣れる/どの問題が得意か見定めるくらいの勉強でOK
- この場合4回くらいやれば感覚は掴められそう、2週間程度勉強できれば十分かと
- 理系で日々プログラミングに慣れ親しんでるとかであればかなり楽に行けそう
- 過去問で20点くらいしか取れないのであれば、かなり長期的に勉強しないときついかも
- 2ヶ月、3ヶ月単位で考え方になれるかコツを掴むかしないときついかなぁ
- 毎日1個ずつ過去問/類似問題をこなす感じでいいかも、その後の見直しより考え方や解き方を学んでいく感じで
- 前日に復習とかは正直いらないかも
- 解き方や考え方に触れ直すくらいでいいかな?
おわりに
改めて見ると、ざっくばらんな感想って感じですね…。
余談として、基本情報処理技術者試験の個人的な所感を書いてみました。
もしよければ見てやってください。
それでは|д゚).
余談: 基本情報処理技術者試験の個人的な所感
ここからは余談として、基本情報処理技術者試験の個人的な感想をば。
本試験について、筆者は下記の様に感じています:
- 資格がある事よりも「その過程の勉強に価値がある」もの
- 情報系の学生なら取らなくてもいい(授業でやってるはずだから)
- 腕試しで取るのはありかも
- 文系プログラマになるなら取っておいた方がいい資格
- この資格の勉強の過程で、情報系大学に通う学生の半分程の知識がつきそうだから
また…。
最も感じる点としてはこの資格があるからと言って技術力があるというのは誤解を招きそうだという事です。
※個人の所感です
本資格は「基礎を固める」という点においてはいい資格だと思います。
プログラムとは何か、PCもとい計算機とは何かなどの「普段PCに触れているだけでは気づかないであろう概念」について広く浅く取り上げてくれているからです。
ただ、この資格勉強をしたからと言って「最新の技術知識を身につけられる」事はありません。
※個人の所感です
技術の世界は日進月歩であり…。
本当に技術力を付けるには、日頃から常に技術情報をキャッチアップしていかなければならないはずです。
※個人の所感です
最新の情報を得たいなら試験を受けずとも、ネットに転がっている記事を読むだけで十分じゃないかなぁと思います。