Aikの技術日記

技術的な進捗とか成果とかを細々と投稿するブログです。時々雑記も。

TechFeed使ってみた

はじめに

お久しぶりです、筆者です。
またまた久しぶりの投稿となってしまいました…。
テレワーク頻度が増え、「外出しなくていい環境になった」=「ブログ書き等に精を出すのも増える」かなぁと思いましたが…なかなかそうはいかないみたいですね。

さて、そんな筆者ですが相変わらず技術情報収集は続けられています。
つい2週間前くらいまでは、以前ブログにも投稿した「RSSリーダー」ベースでの情報収集をしていたのですが…。
aik0aaat.hatenadiary.jp

社内の方から素晴らしい技術情報収集サービス「TechFeed」を紹介してもらってからは、こちらで情報収集しています。

継続して使っていることからお察しの通り、めちゃくちゃいいサービスだなと思っているのですが…。
私が長いことRSSリーダーベースの情報収集をしていたからか、「ここはRSSリーダーでの情報収集がいいかも」と思うところもありますので。
(RSSリーダーという技術自体がどれほど続くかはわかりませんがね…)

今回の記事では、このTechFeedを使ってみた感想や「RSSリーダー形式と比較してみた感想」等を述べていければと。
それではいきましょう٩( 'ω' )و

TechFeedとは

感想を述べる前に、まずTechFeedの概要から。
TechFeedは「Tech」と名のつく通り、エンジニア系の情報収集に特化したサービスです。

GoやPythonなどの「プログラミング言語系統」、AzureやAWSなどの「クラウドサービス」、果てはアジャイルアドテックフィンテックなどのビジネスサイドに関する知識まで取り扱ってあり…。

純粋な「技術知識」に限らず、「IT界隈のトレンドとなる情報を収集できる」サービスって感じですね。
※ちなみに執筆当時(2020/10/04)時点では、インフラ系統についてのカテゴリは少ない印象です。

使い方としては、「ログインして」「気になる技術分野のチャンネル(タグみたいな物です)をフォローし」「ホーム画面よりオススメの記事を読んでいく」という感じです。
RSSリーダーでは気になっているサイトを「探して」「購読して」という手順となりますが、TechFeedは「気になる技術分野をフォローするだけで」勝手に関連情報が読めるってのがいいですね。

ちなみに「オススメの記事はどのような選定準拠となっているか」についてですが…。
これはTechFeedのコミュニティ内にいる、「その技術分野のエキスパートの方々」と「TechFeed運営」が選定準拠となっている様です。

エキスパートではない利用者からすれば「その技術のプロが読んでいるor注目している記事と同じ記事を追いかけられる」のはとても嬉しい限りです…。
このご時世、情報なんて溢れ返りすぎていますからね。

なお、具体的にどの様な方々が「エキスパート」の方々なのかはこちらを参照に。

また、「TechFeedに登録しているユーザー」をフォローすることで、「そのユーザーが読んだ記事」も追いかけられます。
どんなチャンネルをフォローしたかも見えるので、「この方は普段どんな記事読んでるのかなぁ」「この方って最近どんな技術に興味持ってるんだろう」などを間接的に知ることもできますね。

そして…個人的にいい機能だと思っているのが「エキスパートモード」というもの。
(先に述べた「エキスパート」の方々のとは異なります)

自分が気になったチャンネルは、通常であれば「トレンドモード」として登録されるのですが…。
「エキスパートモード」という、海外情報も積極的に表示してくれるモードで登録も可能です。

"トレンドモードとエキスパートモード"
1クリックでモードは切り替えられます

エキスパートモードにすると「日本語に甘えるな」と言わんばかりにガンガン英語記事も出てきますが…。

エンジニアたるもの、日本のコミュニティだけに甘えるわけにはいかないですからね。
こういったモードがある情報収集サービスはなかなかお目にかかれないので、ありがたい限りです。
(まぁ記事タイトルはGoogle翻訳かけてくれるんですけど)

ちなみに公式曰く、「トレンドモード」=「詳しすぎる情報は不要、でもトレンドは追っておきたい」ニーズに応えるものとのことです。
「ちょっと気になる分野だ〜」というものはトレンドモードで、自分の専門分野orこれから深く学びたい分野はエキスパートモードで、という形で使い分けると良さげです。

最後に…本サービスはWebとアプリ両方から利用可能です。
Web版のUIも秀逸ですが、アプリ版のUIも非常に秀逸ですので、どちらを使っても不便はないかなと。

概要としてはここまで。
思ったより長くなっちゃいました…お次は使ってみた感想を雑多に述べていこうかと。

使ってみた感想

使ってみた感想はいろいろあるのですが、まずは肯定的な感想から述べていこうかなと。

👍とても簡単&気軽に情報収集できる!

先にTechFeedの使い方を紹介した通り、TechFeedでは気になった技術チャンネルを登録するだけでホーム画面に技術情報が舞い込んできます。

RSSリーダーTwitterInstagramを使用した情報収集では、そもそも良質な情報を提供するサイトorアカウントを「見つけないと」良質な情報は得られません。

これらの情報収集をやってみた人ならわかると思いますが、この見つける作業ってとても大変なんですよね…。
サイトorアカウントが更新を止めてしまったら、また新しい情報源を見つけないといけませんし…。
そもそもそのサイトorアカウントがいつまで良質な情報を届けてくれるかもわかりません。

反して、TechFeedでは登録するだけで多種多様な情報が舞い込んできます!
おまけに雑多に情報が流れるのではなく、エキスパートの方々やTechFeed運営さんの選定準拠に基づく情報で信頼度も高いかなと。

(エキスパートの方々やTechFeed運営さんに頼り切った「受動的な」情報収集となっちゃう気がするのは、それはそれとしてどうかと思う気持ちもありますが…)

👍エンジニア初心者に最適

TechFeedは「技術チャンネルを登録するだけで情報が舞い込んでくる」性質上、わりかし「受動的な」情報収集ツールに当たると思います。
この受動的な形が、エンジニア初心者にとってとても強い味方になるのかなと感じたりもします。

エンジニアになりたての頃は、「何を学べばいいか、どうやって情報を集めればいいのかわからない」状態になったりしがち…かなと思います。
特に、「技術を学ぶ必要がある」エンジニアなりたての方…社会人or技術系コミュニティに入って経験が浅い方や、未経験からエンジニアを目指して一念発起された方、「こんなエンジニアになりたい!」と強く願い走り出した駆け出しエンジニアの方は特に。
(筆者ももちろんそうでした、今でもそうです)

そういった状態だと、「どうしたら効率的な情報収集ができるのかわからない」状況に陥りやすいです。
だって「どんなサイトが、どんな人が、良質な情報を届けてくれるのか」がわからないのですから。
下手したら、「良質な情報を届けてくれるサイトor人というものが存在する」ということにすら気づかないかもしれません。

そんな人々にとって「気になった分野を登録するだけで」「面白そうなor最新情報が舞い込んでくる」という環境は非常にありがたい存在なのかなと。 (実際筆者がそうでした)

また、TechFeedを利用していくと「ここのサイトはこの分野に関して素敵な情報を届けてくれるなぁ」や「この方は○○という分野のエキスパートなんだなぁ」といった、「エンジニアのコミュニティ」についても詳しくなれます。
こうなれれば、例えば「この方はTwitterでフォローしておこう」とか、「このサイトをRSSリーダーで購読しよう」など、受動的な情報収集から「能動的な情報収集」へ進歩もできます。
こうなれればもうエンジニア初心者ではなくなるかもしれませんね!(自分を振り返りつつ)

こうした成長が、TechFeedを使えばできるんじゃないかなと思い「エンジニア初心者に最適」と感じた理由です。
まぁツールの使い方の話なので、別にTechFeedに限った話でもないかもしれませんが…。

👍無料で使える

言い忘れてましたがこのTechFeedというサービス、執筆当時(2020/10/04)では無料で利用可能なサービスとなっております。
個人的には、これほど素敵なツールはお金とってもいいんじゃないかなと思いますが…現時点では、全ての機能を無料で使えるっぽいです。

ここからは、少しネガティブな意見を交えていこうかなと思います。

👎運営会社の負荷が凄そう

現状のTechFeedのエンドユーザーからすると、「技術チャンネルを登録するだけで情報が舞い込んでくるツール」ですが…。
この仕組みって、運営さんに多大な負荷がある仕組みなんじゃないかなと思います。

エンドユーザーが閲覧できる情報をどの様に選定しているのか…。
今のTechFeedを見る感じだと、「エキスパートの方々の協力」や「TechFeed運営さんが作成したBotによるクローリング」でやっているっぽいですが…。 「最新情報を集めるサービス」と言う都合上、これら2つは常に最新の技術分野を追いかけなければならないのかなと。

「常に最新の技術分野を追い続ける」…言うは易しですが、実行するには途方もない苦労がいるんじゃないかと思います…。
「エキスパートの方々の協力をいつまで得られるか?」「Botによるクローリングでは拾えない記事が増えてきたら?」などなど、サービスに携わっていない筆者でも苦労しそうな箇所が山ほど思いつくので…。
これらを捌きつつ、サービスを運営されるのは非常に大変なことなんじゃないかなと思います。
(受動的な情報収集のツールである以上、どこかが割りを食うのは仕方ないことでしょうが…)

もちろん、今後のTechFeedによって変わっていく部分だとは思います。
執筆当時(2020/10/04)ならではの懸念点になれば幸いです…。

ちなみに、記事収集用のBotについては、下記のスライドを見るとかなり気を遣って作られていることがわかります。

総括

これまで色々と感想を述べましたが…少なくとも「今までのサービスにはない」画期的な情報収集ツールであることに変わりないかなと感じます!
特に、「何を見たらいいのかわからない」駆け出しのエンジニアの方や、「トレンドをどう追えばいいのかわからない」方には刺さるサービスなんじゃないかなと…。

本当、無料で利用できてしまうのが不思議に思うくらいいいサービスだなと思いました。
今後もどんどん活用していきたいなと思います!

おわりに

今回はTechFeedという素敵なサービスの感想をまとめてみました。

これからはTechFeed中心に情報収集を!…と思いましたが、TechFeedを使うと「特定サイトの情報収集」はとてもしにくいので…。
(筆者は「coliss」さんや「GIGAZINE」さんが大好きなので…)

この辺りは、筆者がこれまで愛用してたRSSリーダーの方が使いやすいのでね。
今後はTechFeedとRSSリーダーの両刀で情報収集できたらと思います!

それでは|д゚*)